【2010.05.28-29】 研修旅行(ダイキン工業㈱滋賀製作所)水道組合 青年部
滋賀県草津市にあるダイキン工業(株)滋賀製作所です。
約27.6万㎡もの広大な敷地にある3つの大きな工場の内の2つで、住宅用空調機・業務用空調機の製造過程を見学しました。
滋賀製作所の工場長及びダイキン空調四国㈱の代表者の挨拶を受け、当会の鈴木部会長から挨拶をさせて頂きました。「人間力」の追求を随所に感じる工場見学でした。
ダイキン、エアコン「うるるとさらら」の生産拠点で目玉機能「4方気流」を備えた今年モデルは社内コンテストから登場したアイデアで技術者自らが無から有を生み出す力と、アイデアを磨き上げる力を高め、顧客視点での次の欲しいを具体化する活動と位置づけている。
2日目は大阪府池田市にあるインスタントラーメン発明記念館に訪れました。ここは世界で初めて商業的に成功したインスタントラーメンであるチキンラーメンを1958年に発明した安藤百福の業績を記念して、1999年に建てられた施設です。
インスタントラーメンやカップヌードルの製法と改良の歴史が模型とともに展示されていて、世界中で発売されているインスタントラーメンのパッケージが展示されていました。
「マイカップヌードル・ファクトリー」では、有料ですがスープの種類や各種トッピングを自分で選択して、シュリンク包装までなされたオリジナルのカップヌードルを作るコーナーがあり、皆さんカップにオリジナルのイラストを描くのに悪戦苦闘していました。
今年で第5回になる研修旅行を5月28日(金)~5月29日(土)に行いました。
行き先は滋賀県草津市にありますダイキン工業㈱滋賀製作所で、青年部会員21名、ダイキン工業㈱様1名が参加しました。
工場見学を経て感じたことは、それぞれの商品に培われている技術力やその生産力もさることながら、マンパワー政策と言えばいいのでしょうか、「人間力」の追求がいい意味で貪欲であるということです。大手の工場なのでそれなりにハードがすごいのは想像していましたが、PDS(Production of Daikin System) ダイキン生産方式という理論(ソフト)を実行に移す為に考えられた生産ラインや従業員への社内教育の徹底といった一つ一つの努力は非常に高いレベルで構築されており、最終的に顧客へのニーズ対応、満足度にフィードバックされていることに感銘を受けました。
また印象に残ったのは若い女性が大きなエアコンの室内機をガチャガチャと組み立てている所や、水戸黄門やサザエさんなどのメロディーを奏でながら工場内で大量の荷物を載せて忙しくも優雅に走りまわる無人荷車でしょうか。
私達も負けてはいられませんね。
担当:新上博之 厚生委員